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シロアリの侵入

多くの場合、我々の大切な家への侵入は、シロアリの棲家である土中から家屋の基礎などにある小さな隙間(1mm程度あれば通ることができると言われています)を通って、床下などの暗くて湿った場所に移動します。やがて、束や土台、柱などの木材=エサにたどり着くと、それらに被害を与えます。外気を嫌うため、多くの場合、木材の中に入り込んで、内側から木材を食べます。そのため、なかなか気づくことがなく、気づいたときには大きな被害になっているので、「家屋のガン」に例えられます。

シロアリは通常、写真のような「蟻道」と呼ばれる土のトンネルを作り、その中を移動します。家屋への侵入は、この蟻道が発見の手がかりになります。

写真は、林の中に放置された建物に作られたイエシロアリの蟻道です。

 

 

 

 

 

 

 

 

シロアリとアリ(クロアリ)の見分け方

家屋に被害を与える日本の代表的なシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の二種類です。ヤマトシロアリ、イエシロアリとも職蟻の姿はよく似ており、体長3~5mm程度です。また、一年の大体決まった時期に、羽アリが巣から飛び出すこともヤマトシロアリ、イエシロアリ共通です。シロアリは体にくびれがありませんが、アリにはくびれがあります。アリ(黒アリ)にも羽アリがありますので、混同しないよう注意が必要です。

 

 

  イエシロアリ職蟻 イエシロアリ兵蟻 (黒)アリ

全体に乳白色

     頭部濃色

種類により黒、赤褐色等様々、体調の色々

 

 

シロアリの羽アリの「群飛」は、下記のような時期に一般的に見られます。

ヤマトシロアリ:4~5月(東北地方は6月頃)の昼間
イエシロアリ :6~7月の夕方から夜
シロアリとアリの羽アリの簡単な見分け方は下記のようなものです。

 

 

 

シロアリの羽アリ アリの羽アリ

胴:くびれがなく太い               翅:前翅と後翅が殆んど同じ大きさ

胴:くびれて細い       翅:前翅が後翅より大きい